大人のための音読方法

中学高校と英語を勉強してきたけど、英会話ができない英語に自信がない成人のための音読方法を紹介します。

音読に使う教材は「音読の教材」でも紹介していますが、英会話に関する教材がいくつも部屋に眠っているのなら、これらを使うのも経済的です。

音読に適している教材は、書かれている英文の意味をほとんど理解できることが前提になります。意味の分からない英文を何度音読しても、お経を読み上げているのと同じでいつまでたっても意味は分かりません。

手元にある教材に目を通して、書かれている英文の意味が理解できなければ、その教材はハードルが高すぎるといえます。

勉強ですから新しいことを学ぶのは当たり前なのですが、あまりにも理解できない部分が多い教材であれば、学習に時間がかかり、いくら勉強しても理解できないし進歩もみられないので途中であきらめてしまうわけです。

あなたが英語に向いていないのではなく、英語教材や学習方法があなたに向いていないだけです。英文にざっと目をとおして、おおよその意味が理解でき、CDなどの音声が用意されている教材を選びましょう。

それでは具体的な英会話上達の秘訣を紹介します。

Step 1. 英語の基本を復習

長期間英語から離れていたり、英会話の上達が実感できないと感じているのなら、基本から英語を勉強し直すのが早道です。

英会話の学習で欠かせないのは、とにかく英語を声に出して頭ではなく口に覚えさせる必要があります。英語の発音やリズムを、頭で考えることなく自然に口からでるようにする訓練を一番最初に行います。

>>Step 1. 英語の基本を復習に進む

Step.2 英文法を学習

知っている単語ばかり並んでいるのに意味が分からない、といった経験は誰にでもあるものですが、これは基礎的な英文法の知識が不足しているのが原因です。

Step.1 を修了すれば、英文法の知識がなくても意味が分かる英文は確実に増えてきますが、それだけでは不十分だということに気がつくでしょう。それは、ちゃんとした英文法の知識が不足しているからです。

>>Step.2 英文法を学習に進む

Step.3 英単語を増やす

英語のリズムを身につけ英文法を学習すれば、日常の英会話が少しはできるようになります。しかし、この段階では英単語の知識が圧倒的に不足しています。

英単語を前後の文脈から推測しないと英語力が付かないという意見もありますが、それは中級者以上の学習方法です。ある例文に英単語が10個あったとして、1つ知らないのならまだしも、3つも知らなければ全く理解できないでしょう。

熟語も同じで、「 put on 」 は「~を置く」という意味ですが、実際には I put my bags on my bed. のように使います。put on と覚えてしまうと、英語の文型に合わないので英訳も和訳もしづらくなってしまいます。

知っている英単語の量が増えれば、洋画やドラマを観たり洋書を読んでいると、思わずニコニコするくらい英語が理解できるようになります。

>>Step.3 英単語を増やすに進む

高校生のための音読方法

高校生が英会話を学ぶための音読方法を紹介します。高校のテストで高得点を取りたい人にも共通する勉強方法ですから、是非取り入れてみてください。

1.教材選び

音読に使う教材は、中学校の教科書が一番適しています。もし、中学時代に使った英語の教科書が残っていればいいのですが、捨ててしまったのなら近くの本屋で買うことができます。

値段は300円程度なので、1年から3年までの3冊を買っても1000円もしません。英語の参考書や英会話の本を適当に選んで買うよりも安くすみますし、実践的で効果的な方法です。

2.音読の具体的な方法

準備編:音読方法については別のページにも書いていますけど、確認のために書いておきます。好きな外人タレントのポスターか、インターネットからダウンロードして印刷しておいた写真を、部屋に貼っておきます。これからは、このタレントと英語で話をしているつもりで英語の勉強をします。

実践編:用意しておいたタレントの写真から2メートル以上は離れて、英語を話すようにしてください。教科書は1年生・2年生・3年生と順番に使います。

1. 教科書の1レッスン分に目を通して、内容を理解できるか確認します。
分からない英単語は、英和辞書で調べておいてください。

2. 1レッスンを順番に声を出して読みます。最初から最後まで、スムーズに読めるようになるまで音読を繰り返します。

3. 次は1レッスンの丸暗記です。最初の1フレーズを、暗記できるまで音読します。
暗記できたら2フレーズに進みます。

4. これを繰り返しながら1レッスンすべてを丸暗記していきますが、もし途中で単語を思い出せなかったり口が上手く回らなかったりしたら、レッスンの1フレーズ目からやり直します。

ちょっと大変な作業に思えるかも知れませんが、1レッスンを丸暗記するまでにはかなりの英文を口に出しています。早く覚えようとすると脳も口も普段とは違うほどフル回転していますから、覚えも早くなるはずです。

5. 1レッスンを暗記して英語が楽に口から出てくるようになったら、知識を確実なものにしましょう。
そのための練習は、覚えた英文を紙に書き出すことです。英文を口に出しながら書き出していきます。

紙に書いて教材と見比べることで間違いがないか確認できますし、英単語のスペルを確実に覚えることができます。

3.ステップアップのために

英語の理解を深めるためには、英文法と英単語の知識を増やす必要がありますが、教科書や参考書ではなかなか勉強がはかどらないものです。

私が高校時代に取り組んでいたのが、ストーリー仕立ての雑誌でした。大手の書店には輸入された雑誌がたくさん置かれていたので、興味のある分野の雑誌をよく立ち読みしたものでした。ところが、この方法の難点はというと、和訳がないことでした。

最近はアニメブームも手伝ってか、登場人物が英語を教えてくれる教材が増えてきました。すでにストーリーを知っていれば理解が高まることは間違いありません。

高校生の英語学習向けに作られた教材を紹介します。画像をクリックすると、詳細ページに移動します。

もえたん[新装版] == 中学校で習う英単語から高校卒業まで、英単語版と英文法版があります。

涼宮ハルヒ == 高校2年生から高校卒業までが対象です。

中学生のための音読方法

中学生の皆さんは、学校での授業に集中してください。英会話の基礎となる英単語や文法を学んでいる時期ですから、知識の先取りをする必要はなく、次のテストに向けて勉強するほうが自分のためになります。

よく言われる英会話初心者とは、学校での授業をすべて受けたけど、話せない読めない人のことです。

基礎をすべて学習していないのは、家の土台(基礎)が出来ていない状態です。土台が出来ていないのに、部屋や二階を作ろうとしても崩れてしまいます。

英会話の学習も同じで、まずは基礎をしっかりと固めていただきたいのです。

中学生のための勉強方法

今までに中学校の授業で習ったレッスンを、すべて音読で丸暗記しましょう。

最近は外国人講師が英語の授業を教えてくれる学校もあるようですから、レッスンをテープレコーダーなどに吹き込んでもらえば、正しい発音やどこで息継ぎをするのかが分かり、より実践的な英会話の勉強になります。

1レッスンを、教科書を見なくても音読できるまで覚えたら、ノートに書き出します。カンマやピリオド、英単語が教科書と違っていないか注意してください。

ノートに書き出すことで、記憶に残りやすくなります。短期間の記憶ではなく、長期間の記憶です。

次のテストのためにする勉強方法では、テストが終わった瞬間に勉強したことを全部忘れてしまったという経験はありませんか?長期間の記憶に残すためには、音読での暗記に加えてノートに書き出す練習が欠かせません。

日本語を紙に書くことは多いでしょうが、英語を紙に書くことはほとんどないと思いませんか?

覚えた英語を口に出しながら紙に書くことで、あなたの脳は今までにないほど活動しています。脳が活発に活動するほど勉強の効果が上がることは、科学的にも証明されています。

間違いなく書けるようになったら

覚えた英語を書けるようになったら、音読するのにかかった時間を計りましょう。時計を目の前に置いて、よ~い・ドンで音読を始めます。

音読が終わったら、教科書の余白に日付と音読にかかった時間を書き込みます。これは、あなたが成長している記録ですから、必ず書き込むようにしてください。

音読するときは、外人さんに話しかけるように意識してみたり、友達や先生に「英語が上手になったね」とほめられている様子を想像しながら英語を読めば早く上達しますよ。