英語辞書の種類と選び方

英会話を上達したいのなら、辞書も慎重に選ぶほうがいいでしょう。

昔は辞書というと紙の辞書しかありませんでしたが、今は目的によっていろんな種類の辞書を選ぶことができます。効果的に英会話を学ぶために、辞書の特徴を確認しておきましょう。

言葉というのは日々変化するものです。広辞苑が数年ごとに改訂されるのもそのためですね。10年前の辞書では、最新の用例にあわなくなっていることもありますから、買い替え時期も含めて購入を検討しましょう。

○紙の辞書
利点:英単語を早く覚えたいのなら、紙の辞書が一番オススメです。探した英単語が書かれている位置は単語ごとに違いますから、アルファベットの集まりというよりは「あの場所に書かれていた単語だ」という記憶も呼び出されるので、記憶に残りやすいのだと思います。

紙の辞書のいいところは、直接書き込めることです。英単語を調べるごとに、単語の下に○印を書き込んでいきましょう。

簡単に覚えられた英単語には○印は2~3個しかつきませんが、覚えにくい単語あるいは調べる頻度が少ない単語には○印が多くなります。何度も辞書を引いて覚えられない英単語にはいくつもの○印がついていきますから、早く覚えなきゃと一生懸命になる利点もあります。

○電子辞書
利点:英単語を調べる時間が短縮されるので、ペーパーバックなどを早く読めるのが一番の利点です。紙の辞書に比べてコンパクトで、英和・和英・英英辞書やTOEIC対策のテストなども装備あれていて音声が聞ける機種もあります。

電子辞書の種類

調べた英単語をブックマークする機能もついていますが、暗記しやすさは紙の辞書にはかなわないと思います。

○インターネット
利点:様々な機能を売り物にしているサイトが豊富にあるので、自分の目的にあったサイトを選べるのが利点でしょう。

代表的な翻訳サイトを紹介します。

エキサイト翻訳個人的に一番利用頻度の高い辞書です。

Yahoo翻訳英語以外の言語サポートが豊富です。

Nifty 翻訳「Web翻訳」でサイトの英語を一括して和訳してくれます。

ライフサイエンス辞書プロジェクト専門分野の英単語を調べたいときに重宝します。

Weblio 辞書専門分野を細かく指定して英和・和英ができます。

理解.com英文のページを表示されておき、英単語にマウスを合わせると和訳が表示されます。

英語を聞くとき

英語を聞くときって、「英語を聞くぞ」って身構えませんか?

テレビで観る洋画やドラマの音声を英語に切り替えるときとか、
DVDで洋画を観るときときなど。

私もそのような経験があるので分かるのですが、
「聞き取れなくてもいいから、少しでも集中して聞いてみよう」
くらいのほうが、よく聞き取れます。

日本語字幕が出ているのであれば、「自分が知りたい単語は、どのような発音なのか」
といったように、目的意識を持って聞くほうが自信がつきます。

  • 思ったより聞き取れた単語があったな。
  • これは英語ではこんな風にいうんだ。
  • 何だ知ってる単語が多いじゃない。

こんな感想を持てるんじゃないかと思います。

英語を聞こうとして身構えるから、苦手意識が先にきて、逆に英語が聞き取れないことは十分に考えられることです。

私は今でも好きな洋画を、日本語・英語どちらで観るか迷うことがあります。ストーリーもセリフも100%理解していても、英語で聞くのと日本語で聞くのとは違います。

友人と一緒に洋画のDVDを観ているときに、「今、英語で何て言ったの」って聞かれることがありますが、お茶を入れようと集中しているときに聞かれても分かりません。

これは、日本語でも同じですよね。

英語を聞き流していても、頭で別のことを考えていたのでは、英語が耳に入るはずがありません。
聞き流すだけで英語がマスターできるのがウソ(というか、個人的には誇大広告だと思うのですが)
なのは、こんなことからも証明できます。

英語日記をつける

英語日記は日常英会話の上達に役立つものですから、音読と合わせて続けてみると効果があります。

音読は目と耳でインプット・口でアウトプット、この組み合わせです。

これに対して英語日記は、自分の知識を総動員して、英文を頭で組み立てるだけでなく、紙に書き出すという動作が加わりますから、頭がフル回転します。

日本語の日記でも三日坊主で終わってしまうのは、書くという動作に、ものすごくエネルギーを使うからです。

ちょっとメモしておいたら良かったのに、面倒くさいから頭だけで覚えておこうとして忘れてしまったような経験が何度かあるのではないでしょうか。

それくらい紙に書くというのは大変な作業なんですね。

ところが、紙に書いたことは忘れにくいという調査結果もあるようです。これは頭で考えたことを書き出すことで、目でも確認するからだそうです。

紙に書き出すには、頭で何となく考えているだけなく、ちゃんとした言葉(文法)にして文章を組み立てる必要があります。

それだけ、脳が活発に働いているということです。音読するだけでなく、音読で覚えた英文を紙に書き出す必要があるのもそのためです。

音読というのは、繰り返して覚えた英文を、歴史の年号や憲法の暗記のようにスラスラと暗唱するものではありません。

読んだ英文が、イメージとして頭に浮かんでくるようにするためのものです。紙に書き出すことで、英文とイメージが結びつきやすくなります。

英語日記を続けていると、頭で浮かんだイメージが英文として組み立てやすくなります。

インプットとアウトプット。このバランスを上手に活用するためには、アウトプットのみの英語日記で自分の進歩を確認してみてはいかがでしょうか。

英単語の覚え方2

英単語を効率よく覚えるには、単語の変化を覚える方法もあります。

基本的な英文法を理解していれば、品詞の種類に注意するようになり英文への理解も深まります。
英語に限らずラテン語から派生した言語では、複数の意味を持つ単語が組み合わさって一つの単語に
なっていることが多いので、単語の前後についている文字で品詞を確認したり意味を推測することができます。

英単語の変化は、単語の前に置くこともあり、単語の後に置くこともあります。

■英単語の前での変化

● in 本来の意味の否定 [ b, m, p の前では im- ]

inactive, independent, immoral, impossible

● un ~がない、~を取り去る

unlucky, unexpected, uohappy, unknown

■単語の後での変化

● ~ment 名詞 (動詞+ment )

apartment, achivement, commitment

● -tion 名詞

action, attention, location, station

● -tive 形容詞

active, negative, native, adjective

(ただし、executive のように名詞の場合もある)

● -ly 副詞 (形容詞に -ly をつけたものが多い)

slowly, gently, actually, deeply

(ただし、friendly など形容詞の場合もある)

英単語によっては例外もありますから、すべてを丸暗記するのは不可能です。例外的な英単語は音読・多読によってフィーリングがつかめれば、「これはおかしい」、「これが正しい」というのが感覚的に分かってきます。

英単語を丸暗記することも大切なのですが、音読だけではなく英文法を知ることで、英語をより理解しやすくなることは確かです。

旅行英会話は役立つのか

海外旅行の予定がある人にとって、いわゆる旅行英会話とかトラベル英会話は、便利なものだと思います。

ところが、それらの会話集を丸暗記したところで、役に立つ場面があるのかというと、私の経験ではあまり役に立ちません。

特に初めての海外旅行では、トラベルよりトラブルのほうが多かったのではないでしょうか。

あくまでの私の経験ですから、役に立ったという人からは反論もあると思います。

お酒を飲もうとバーのカウンターに座って、トラベル英会話にあった例文の通りに ” I would like ” と話し始めると、” Beer ? Whisky ? ” などと叩き込むように質問されたりします。

「レストランやバーで注文するときは、” I would like ~” や ” I’d like ~ ” のあとに注文したいものを言います」と、トラベル英会話には書かれています。

五つ星レストランや高級ホテルであればそれがマナーなのかも知れませんが、普通の日本人が旅行するのは庶民的な場所がほとんどではないでしょうか。

近くの定食屋でカツ丼を注文するときに何て言いますか?

1.「カツ丼を一ついただきたいのですが:I would like a KATSUDON.」
2.「カツ丼ひとつ:I’ll have a KATSUDON. もしくは one KATSUDON, please.」

TPO に応じた会話は、音読や多読によって身につけるほうが実用的です。

私が初めて海外旅行に行ったときは、頭に残っていたフレーズを日本語ー>英語に翻訳していたので時間がかかり、しかも丁寧すぎる話し方だったので相手の人がイライラしているのを雰囲気で感じていました。

そのときは理由が分からず英会話恐怖症になってしまいましたが、英語だけの環境に長時間滞在していると脳が特別な働きをするようで、頭で覚えていた英会話のフレーズはどこかに飛んでいってしまい、日本語より先に英語が口から出てくるようになりました。

上手く説明できないのですが、身体が英語を覚えているような感覚です

音読を続けていた高校時代でも、テストでは手が勝手に英語の答えを書いていく経験があったので、これが音読の効果だというのは直感で分かりました。

海外の旅行先でも、自分の言いたいことをイメージするだけで、日本語より先に英語が口から勝手に出てくるようになったのです。

感情を込めて音読した英語は、身体に染み込んでいるのだと思います。童話だったり、映画やドラマの気に入ったフレーズを何十回も音読しているうちに、状況応じた英語が勝手に口から出てくるのは、理屈ではなく実践だとしかいいようがありません。

旅行で役立つ英会話集を丸暗記するのも一つの方法だとは思いますが、いろいろな場面で役立つ英会話をマスターしたいのなら、音読を続けて英語を身体に染み込ませるほうが役立つはずです。

英会話を楽にマスターする方法

英会話を楽にマスターしたいのは誰でも同じです。

英会話や英語を上達するために、いろいろな企業が有名人を起用して広告を出しています。

人は楽をして成果を求めるように進化してきたことは、
身の回りを見渡せば誰にでも分かることです。

手軽に料理をしたい・・・電子レンジ
遠くに早く行きたい・・・自動車や飛行機
などなど。

自分の知識を高めるために、楽をして成果を上げられる道具は発明されたでしょうか。

ドラえモンに頼めば翻訳コンニャクを出してくれますし、星新一氏の小説には、頭にかぶるだけで知識を入れられる便利な装置も登場します。

アメリカドラマのスタートレックでは、胸にバッジをつけるだけで異星人とも会話ができます。

でも、それは遠い未来の話です。

正しい発音を学ばず、英文法を学ばず、「聞き流す」だけで英語を話せるはずがないのに、
『楽をしたい』という人の心理に付け込んで、テレビでは有名人を使って広告を出します。

外国語を話すためにはそれなりの相当の努力が必要なのは、
マスターした人すべてが知っていることです。

文法を学習し単語を覚えていくのが、一番楽な英会話のマスター方法です。

注意したいのは、自分のレベルにあった勉強方法をすること。この点を忘れると何年も上達がストップしてしまい、勉強をしているつもりなのに進歩がなく勉強自体が嫌いになってしまいます。

このサイトで紹介している順序で少しずつレベルアップし、効果を実感しながら学習を続けていただければ、英会話は楽にマスターできます。

英単語の覚え方

英単語を覚えるのは、英会話学習のなかで一番重要な項目です。

どれだけ文法知識があっても英単語を知らなければ、相手の話していることも分かりませんし、自分のいいたことをいいかげんな表現でごまかしたりすることになります。

「一週間でペラペラ」とか「聞くだけで話せるようになる」といった宣伝に、どれだけ無理があるかは分かると思います。

とにかく地味ですが、英語の基礎を学習するのと同時に、英単語の知識を増やしていってください、

英単語はグループで覚える

英単語はグループ化して覚えると、記憶に残りやすくなります。例えば体なら、眉毛・目・親指・など体のパーツだけを集中して覚えていきます。

食事中に並ぶ食器類、台所にある食品・野菜・果物など、関連するものをグループ化して覚えれば、意味もなく覚えるよりは効率的です。

紙に書いて音読する

紙に書くのは重要です。手を使って紙に書くことは、記憶に残りやすくなります。手帳に書いた予定などが、思い出しやすかった経験はないでしょうか。

声に出してみるのも重要ですね。頭で分かったつもりでも、会話中にその単語を思い出すのに時間がかかるようでは、覚えていないのも同じことです。

文章で覚える

これは少し上達してからの練習方法ですが、英単語は文章で覚えると使い方も理解できます。単語というよりは言い回しとして覚えるので、会話中にも文章としてスンナリと口から出てくるようになります。

英単語に関する書籍はたくさんありますが、お勧めしたいのはOxford Picture Dictionary: English/ Japaneseです。

住まいや仕事・交通機関などの日常生活に欠かせない約4千語を、イラストで覚えることができます。簡単な会話集や言い回しも掲載されていますから、英会話の教材としても使うことができます。

英単語の覚え方2では、英単語の規則にそった覚え方を紹介しています。

英会話の学習を長続きさせるには

英会話を上達したければ、なるべく英語に触れる機会を増やすことが大切です。できれば、英語の学習を毎日続けるのが理想ですが、そのためには準備も必要です。

英会話を学習する準備

1. 自分にあった教材選び

早く英会話を上達したいからといって、自分のレベルにあっていない学習方法は逆効果です。それどころか、英語に対するコンプレックスが高まり、英語を聞くことさえ嫌になってしまいます。少しずつステップアップしていくほうが、自分の成長も確認しやすく結局は早道です。

2. 英語の本を見えやすいところに置く

英語に関する本が机に置いてあれば、自分は英語を勉強しているんだと常に意識することができます。英会話の学習が習慣になるまでは、英語関連の本を見えやすいところに置くことをオススメします。

3. 学習する時間を決める

習慣化するために重要なのは、学習する時間を決めることです。私は専門ではありませんが、脳の働きからすると学習の効果が上がるのは寝る前だそうです。私が英語の教科書を音読していたのも夕方から夜にかけてでしたから、信用できるデータかもしれません。

時々思い出したように勉強するよりは、少しでもいいから毎日続けることが大切です。

自転車に乗る練習をしたころを思い出してみてください。自転車に乗れたらどんなに楽しいだろうかと毎日ワクワクしながら眠りにつき、翌日は必死になって練習をする。こんな毎日を繰り替えしていませんでしたか?

英会話を上達したい理由は?

英会話を上達したい目標や夢がハッキリしているほうが、早く上達することができます。

英語に限らずスポーツでも、甲子園に出場したいと強く思っている高校球児は練習に熱が入るでしょう。

車やバイクの免許をとって日本中をツーリングしたいという夢があれば、一生懸命に教習所に通うのではないでしょうか。

英会話も同じことで、上達してこうしたいという夢を持っているほうが、練習にも力が入りますし上達も早いものです。

ペンとノートを用意して、あなたの夢を書き出してください。

  • 海外旅行で外国の人と自由に話したい。
  • 海外ドラマを字幕なしで楽しみたい
  • 洋楽を日本語のように聴きたい
  • 海外支援のボランティアとして働きたい
  • TOEIC で650点を超えたい

いくつか思いつく夢を書き出したら、どうしても達成したい項目を整理します。

このときに、「いつでもいいや」という夢は叶わないことを知っておいてください。高校球児なら3年間しかチャンスがないからこそ、毎日ハードな練習ができるのです。

1.洋楽を聴けるようになりたい
2.海外ドラマを字幕なしで楽しみたい
3.海外旅行で外国の人と自由に話したい

ボランティアといっても実感が沸かないので今はいいや、TOEIC の点数も基準がはっきり分からないのでもう少し後にしよう。といった感じで実現できると信じられる順序にします。

このように、夢の順序を決めたら財布や定期券入れなど、毎日見るものにメモを貼り付けておきます。

毎日見ることで、「ハッキリとした目標があって英語を勉強してるんだ」ということを常に意識することができるので学習効果も上がるはずです。