英会話をマスターするのにかかる時間

英会話をマスターするのに、どれくらいの時間がかかるのでしょうか。

英会話を勉強しても成果が見えない普通の人にとっては、切実な話でしょう。

1000時間理論というのを聞いたことがあるでしょうか。どのような分野であっても、真剣に1000時間も取り組めば一人前になれるという考え方です。

1000時間というとものすごい時間に感じるかもしれませんが、一日3時間を一年間続ければ、日曜日を休んだとしても十分達成できる時間です。

一日3時間が長いと思う人も多いでしょうが、通勤や通学に片道一時間かかるとすれば、往復で二時間の時間を確保できます。あと一時間を、朝起きたときか夜寝る前に確保すればいいだけです。

アルクのヒヤリングマラソンも一年で1000時間を目標にしていますから、一定レベルの英語をマスターしたいのであれば、あながち無理な数字ではないと思います。

一日3時間といっても、ダラダラと英語の音声を聞いているだけでは効果がありません。ちゃんと集中できる時間を3時間確保する必要があります。

「とても無理だよ」という声が聞こえてきそうですが、一日の行動をグラフにしてみれば、案外簡単に確保できるものです。

例えば、テレビを観ている時間、漫画を読んでいる時間などは、誰でもあると思います。テレビを観る時間が毎日2時間あるとすれば、その時間に英会話の勉強をすれば一日2時間、プラス通勤・通学の2時間で一日4時間は勉強することができます。

この一年に何をしたかな?と振り返ったときに、「英会話のレベルが上がったけど、他には何もなかったな」というのか、「テレビを観て終わった一年だったな」というのか。

どれだけ英会話をマスターすることに情熱を持っているのか、それはあなた次第です。

英語の音読に適した時間帯

英語の音読に適した時間帯について考えてみたいと思います。

早朝は英語に限らず日本語でも、声の調子が良くないのではないでしょうか。

寝起きというのは体が十分に動ける状態ではないので、ノドだけでなくからだの筋肉自体が動きにくいものです。まして、普段あまり使わない英語の発音でノドを滑らかに動かそうとしても、無理な話だと思います。

音楽の先生に聞いたことがあるのですが、人間の体が十分に動ける状態になるのは10時以降なのだそうです。音楽の授業で1時間目から歌を歌ったりリコーダーを吹いたりしても、その人本来の能力が出ないんだそうです。

男性のヒゲも同じで、早朝にヒゲを剃ったのに昼前に薄っすらとヒゲが生えてくるのはこのためでしょう。

ということは、朝は英語の音読には向いていないといえるでしょう。

音読に最適なのはこの時間帯だ

脳の働きからすると、夜寝る前の40分間にしたことを、寝ている間に繰り返し思い出すことが科学的に証明されているそうです。

それなら、寝る前に英会話がペラペラになっている自分を想像しながら音読すれば、相乗効果で英会話も上達するのではないでしょうか。

「夜は楽しいことを考えながら寝なさい」と昔から言われていわれています。子どもが寝る前に桃太郎などの道徳に関する物語を聞かせるのも、根拠があることを昔の人は経験から知っていたのかもしれませんね。

man や boy は「男性」とは限らない

man や boy の英単語が出てくると、man は大人の男性、boy は男の子と訳すことが多いのですが、それだけが正しい翻訳とは限らないことも多いのです。

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man
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Man,  I remember the first time I saw that girl Catherine after we broke up?(米ドラマ Friends より)。

この場合の Man は、驚いたり悔しがったりする感情を強調する意味で、主に男性が使う表現方法です。
日本語に訳すとすれば、「おいおい」「えぇっ」「おやっ!」といったところでしょうか。

ヒップホップ系の音楽にもよく man が登場しますが、これも「男性」というよりは、「なぁ、そうだろ」のような感覚が適当だと思います。

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boy
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この表現は man よりは使われていないようですが、「男の子」を意味するのではなく、何か話し始めるキッカケのような使われ方をします。

例えばコーヒーを一口飲んでから、次に何を話そうかを考える「間」のようなものだと考えられます。やはり、男性が使うことのほうが多い表現のようです。

このように、英語には日本語に直訳できない表現がたくさんあります。

映画や音楽CDの日本語訳をみても、直訳でなく「意訳」が使われることも多くあります。つまり、何が言いたいのかを無理やり日本語に置き換えているわけですね。

She drives me crazy. をある翻訳ソフトにかけてみたら、「彼女は私の気を狂わせます。」と翻訳されました。

これはある歌詞の一節なのですが、女性に恋する男性が自分の気持ちを表現した言葉です。「彼女は私の気を狂わせます。」よりも「彼女にメロメロなんだよ」のほうがしっくりくると思います。

日本語と英語では考え方『ロジック』がまったく異なるので、直訳や意訳をしようとすると、理解するまでに時間がかかってしまいます。

英語は英語のまま理解する

無理やり日本語に訳そうとするとワンテンポ遅れてしまい、速い会話にはついていけませんし、本を読むスピードも落ちてしまいます。

音読・多読を続けていると、英語が目に入った瞬間、耳に入った瞬間に、イメージとして頭に浮かんでくるようになるのが実感できるようになります。